ながい内科クリニックでは、初期診断に求められる幅広い検査を自院にて行うことができる最新の検査機器を導入しています。また、必要に応じて専門科医師による検査外来や、ネットワーク技術を用いて遠隔画像診断を外部の放射線科専門医師に依頼するなどのバックアップ体制も整っています。悪いところを早めに見つけて、適切な治療を速やかにコーディネートできるよう日々努めています。

●CT(16列 コンピュータ断層撮影診断装置)
当院に設置しているCTはヘリカルスキャンとマルチスライスシステムを導入した東芝製のAsteionです。
医療画像解析システムである富士フィルムメディカルSYNAPSEで撮影画像を管理することで、必要に応じて3次元画像を使用するなど患者さまにわかりやすく検査結果をご説明できる最新システムが整っています。また、当院で撮影したCT画像は、直ちに岡山画像診断センター の放射線専門医による読影診断を行い、速やかに結果説明を行うことができる専用のネットワークシステムを構築しています。
●内視鏡検査装置
当院では内視鏡を用いて胃の検査を行っています。患者さまの負担が少ない鼻から挿入する広角ファイバーを導入しています。また、リアルタイムで胃の画像をご確認いただくことができる患者さま参照用のモニターも設置していますので、検査を行いながらわかりやすく説明をお聞きいただくことができます。
●超音波画像診断装置
当院では心臓・腹部の検査を行っています。必要に応じて循環器専門医師による心臓検査の専門外来を受診いただくこともできます。
●レントゲン撮影装置
肺(肺炎や気管支炎、結核など)や、骨(骨折)などの検査を行います。
●骨塩定量測定装置
橈骨(前腕)にX線を照射し骨粗鬆症(骨の密度)の検査を行います。
●血圧脈波検査装置
心臓からの脈波を腕と足首で測定することで、その伝播速度により血管のしなやかさ(動脈硬化の度合い)を検査します。平成23年9月に、従来の検査機器よりも高血圧の患者さまに対してより正確な検査を行うことができるCAVI(Cardio Ankie Vascular Index:心臓足首血管指数)システムを搭載した検査機器に更新を行いました。
●自動血球計数CRP測定装置
炎症反応と19項目の血液検査を5分間で行います。症状の重さを速やかに把握することで、必要な処置や処方を迅速に行うことができます。
 
●感染症早期診断システム(IMMUNO AG1)
写真の現像プロセスで用いる銀塩増幅技術を応用することで、従来の診断薬よりも約100倍の感度でインフルエンザウィルスを検出できる検査機器を富士フィルムが開発しました。従来は発熱前のインフルエンザ診断の確定は難しく、また検査結果も目視でアナログ判定していましたが、これにより発熱前でもインフルエンザの陽性陰性をデジタルで判定することが可能になりました。当院では発売同月(平成24年1月)に導入を行い、今後マイコプラズマ等の感染症にも検査対象を広げる予定です。
●汎用血ガス分析装置(iSTAT)
動脈血のPO2・PCO2・pH・Na・K・Cl・iCa・Htを測定することで、肺機能と体内の酸塩基平衡を判定します。この装置は訪問診療でも活用しています。
●肺機能検査
息切れ、呼吸苦、咳・痰などの肺の病気が疑われる際に、肺機能検査機器(スパイロメーター)を用いて肺活量や呼気を吐き出す勢いなどを詳しく調べることで、肺の病気の診断や重病度を判断することができます。
  その他に、心電図・尿検査・聴覚検査・視力検査などの検査を当院にて行うことができます。

当院と岡山画像診断センター は、専用光回線で接続されています。このネットワークにより、当院で撮影したCT画像をセンターの専門医が速やかに遠隔読影(診断)を行ったり、当院からセンターのMRI等の検査予約をオンラインで行い、センターで撮影したMRI画像を専門医師の所見とともに当院で参照することができるなど、岡山市内では初の双方向の連携システム(Doctor to D)が稼働しています。
なお、この遠隔医療ネットワークシステムを用いた岡山画像診断センターの放射線科専門医師による画像診断については、現在医療保険(診療報酬)の適用がありませんが、当院では診断治療技術の向上に是非必要なシステムとして、患者さまには一切のご負担をお願いすることなく運用を行っています。身近なかかりつけ診療所で、最新の検査と最善の診断を受けることができる本システムにご期待ください。

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